ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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18 3-2-2.住民意識 (1)調査概要 DSDSの認知、受容性、効果評価、今後の導入意向等について把握するため、設置地域周辺住民を対象とする意識調査を実施する。調査概要を表3-2に示す。調査はいずれもDSDSが撤去されてから実施した。図3-13、3-14に調査票の具体的な配布範囲を示す。刈谷市はDSDS設置箇所から比較的近隣の範囲であるのに対して、豊田市の調査はかなり広範囲に渡って行っていることから、多様な道路利用者が回答していることが予想される。配布物の例を図3-15~3-18に示す。調査票はいずれもA4サイズ4枚にまとめられている。また一部の調査項目は刈谷市と豊田市で異なっている。配布数・回収率は刈谷市がやや回収数、回収率共に低くなっている。これは調査範囲の違いと調査票配布方法の違いの影響であるといえる。 表 3-2 調査概要 項目 刈谷市 豊田市 調査票配布日時 2014年9月初旬 2014年12月~1月 調査対象 ゾーン30内に居住する世帯およびその周辺のブロックに住む世帯の代表者1名 ゾーン30内に居住する世帯およびその周辺地区、自治区に住む世帯の代表者1名 配布物 依頼状、調査票、返信用封筒 依頼状、調査票 調査票配布・ 回収方法 ポスティングにより対象エリアの各世帯に1部ずつ配布、返信用封筒の同封による郵送回収 自治区長を通じて各世帯に1部ずつ配布、回収 配布数・回収率 2,763票配布、750票回収 (回収率27%) 4,240票配布、2,668票回収 (回収率63%)

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