ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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123 ※独立性の検定(χ2検定) 有意差なし 図 7-33 DSDSの今後の普及推進意向 (DSDSを認知・体験した方のみ) 7-4.まとめ 住民意識調査のクロス集計結果のまとめを以下のように整理する。 (1)ゾーン30 ・高齢者はゾーン30の整備によってより速度を意識し、速度を遵守しようとする。 ・幼児・児童と同居する家族はより東刈谷小学校周辺のゾーン30を知っている。 ・高頻度で通行する方はより東刈谷小学校周辺のゾーン30を知っており、その速度抑制効果を認知している。 (2)DSDS ・高齢者はそもそも速度遵守意向が高いためDSDSによって自身の行動変化には大きく寄与しないものの、他車の速度遵守・安全走行の促進においてDSDSの効果を大きく期待しているところがある。 ・幼児・児童との同居する家族に対してDSDSは特徴的な影響を与えない。 ・高頻度でDSDSを体験した方はそのわかりやすさや目新しさといった特徴について好意的に評価している。 0%20%40%60%80%100%低頻度(月2日以下)(N=60)高頻度(週1日以上)(N=273)数多く設置すべきゾーン30以外でも数多く設置すべき設置しなくてよいわからない

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