ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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116 ※独立性の検定(χ2検定) 有意差なし 図 7-22 DSDSの今後の普及推進意向 (DSDSを認知・体験した方のみ) 7-3.DSDSの体験頻度による影響 7-3-1.ゾーン30に関する意識 図7-23にDSDS設置区間通行頻度別の東刈谷小学校周辺のゾーン30の認知状況について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、1%水準で有意差があった。東刈谷小学校周辺のゾーン30の認知状況はDSDS設置区間の通行頻度によって差があり、高頻度で通行する方はより東刈谷小学校周辺のゾーン30を知っていることがわかる。 図7-24にDSDS設置区間通行頻度別の東刈谷小学校周辺のゾーン30による速度抑制効果の有無について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、1%水準で有意差があった。ゾーン30による速度抑制効果はDSDS設置区間の通行頻度によって差があり、高頻度で通行する方はより東刈谷小学校周辺のゾーン30の効果を認知していることがわかる。 図7-25にDSDS設置区間通行頻度別の東刈谷小学校周辺のゾーン30整備後の回答者の速度遵守意識および行動変容の有無について示す。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。ゾーン30による速度遵守意識および行動変容はDSDS設置区間の通行頻度によって差が生じないことがわかる。 0%20%40%60%80%100%非幼児・児童家族(N=238)幼児・児童家族(N=95)数多く設置すべきゾーン30以外でも数多く設置すべき設置しなくてよいわからない

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