ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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109 ※独立性の検定(χ2検定) 有意差なし 図 7-11 DSDSの今後の普及推進意向 (DSDSを認知・体験した方のみ) 7-2.家族構成による影響 7-2-1.ゾーン30に関する意識 図7-12に幼児・児童との同居状況別の東刈谷小学校周辺のゾーン30の認知状況について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、5%水準で有意差があった。東刈谷小学校周辺のゾーン30の認知状況は幼児・児童との同居状況によって差があり、幼児・児童と同居する家族はより東刈谷小学校周辺のゾーン30を知っていることがわかる。 図7-13に幼児・児童との同居状況別の東刈谷小学校周辺のゾーン30による速度抑制効果の有無について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。ゾーン30による速度遵守意識および行動変容は幼児・児童との同居状況によって差はみられない。 図7-14に幼児・児童との同居状況別の東刈谷小学校周辺のゾーン30整備後の回答者の速度遵守意識および行動変容の有無について示す。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。DSDSの表示内容の理解は幼児・児童との同居状況によって差はみられない。 0%20%40%60%80%100%非高齢(N=280)高齢(N=51)数多く設置すべきゾーン30以外でも数多く設置すべき設置しなくてよいわからない

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