ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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105の違いによって差があり、高齢者はDSDSの設置により、より安全になったと感じていることがわかる。 図7-8に高齢・非高齢別のDSDSの機器評価について示す。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、「適切なタイミング」、「適切な大きさ」において5%水準で有意差があった。DSDSの機器評価は「適切なタイミング」「適切な大きさ」において高齢・非高齢の違いによって差があり、高齢者はDSDSについて適切な表示タイミングではあるものの、適切な大きさではないと感じる方が多いことがわかる。 図7-9に高齢・非高齢別の表示内容の選好について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。表示内容の選好は高齢・非高齢の違いによって差はみられないことがわかる。 図7-10に高齢・非高齢別のDSDSの同一地点における今後の設置意向について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。DSDSの同一地点における今後の設置意向は高齢・非高齢の違いによって差はみられないことがわかる。 図7-11に高齢・非高齢別のDSDSの今後の普及推進意向について示す。両群の差について独立性の検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。DSDSの今後の普及推進意向は高齢・非高齢の違いによって差はみられないことがわかる。 ※フィッシャーの正確確率検定 有意差なし 図 7-4 DSDSの表示内容の理解 (DSDSを認知・体験した方のみ) 0%20%40%60%80%100%非高齢(N=282)高齢(N=55)すぐわかった何回か通るうちに分かったわからなかった

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