ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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104 ※フィッシャーの正確確率検定 有意差あり(p<0.05) 図 7-3 東刈谷小学校周辺のゾーン30整備後の回答者の速度遵守意識および行動変容の有無(ゾーン30整備を認知し、かつ運転免許を保有する方のみ) 7-1-2.DSDSに関する意識 図7-4に高齢・非高齢別のDSDSの表示内容の理解について示す。これ以降の結果は、DSDSを認知・体験した方のみのものである。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、有意差があるとはいえなかった。DSDSの表示内容の理解は高齢・非高齢の違いによって差はみられないことがわかる。 図7-5に高齢・非高齢別のDSDSによる速度低下行動への変容の有無について示す。この結果は運転免許を保有する方のみのものである。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、5%水準で有意差があった。DSDSによる速度低下行動への変容は高齢・非高齢の違いによって差があり、高齢者はそもそも規制速度以下で走行する方が多いことがわかる。 図7-6に高齢・非高齢別のDSDSによる設置区間の速度抑制効果について示す。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、5%水準で有意差があった。DSDSによる設置区間の速度抑制効果への意識は高齢・非高齢の違いによって差があり、高齢者はDSDSの設置により、より速度を落とす車両が増えたと感じていることがわかる。 図7-7に高齢・非高齢別のDSDSによる設置区間の安全性向上効果の有無について示す。両群の差についてフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、1%水準で有意差があった。速度抑制効果同様、DSDSによる設置区間の安全性向上効果への意識は高齢・非高齢0%20%40%60%80%100%非高齢(N=337)高齢(N=96)意識し速度を守っている意識しているが速度を守っていない意識していないが速度を守っている意識していないし速度も守っていない整備されたゾーン30を自動車で走行したことはない

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