ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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1016-3.まとめ 住民意識調査の単純集計結果のまとめを以下のように整理する。 (1)ゾーン30 地域におけるゾーン30の認知は高いものの、その効果については限定的と捉えられていることがわかった。 (2)DSDS ・本実証実験におけるDSDSでの表示内容は体験者に適切に理解された。 ・DSDSは速度抑制への行動変化を促す効果を発揮しているとともに、機器そのものも好意的に捉えられている。 ・表示内容は「速度オーバー」、「速度OK」に加え、 「ゾーン30」を表示するパターンの方が受容性が高い。 ・同一地点における今後の継続的な設置希望も強く、効果次第ではさらなる整備についても要望が見受けられる。 これらの住民意識調査の結果については、環境の異なる刈谷市、豊田市で差がみられず、当該傾向は一般的なものであると捉えても良いと思われる。

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