平成25年度 走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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50 表 4-6 エコドライブ指標と走行時の燃料消費量の相関係数 車両IDGV4GV6HEV 2HEV 3サンプル数28202727ふんわり発進-0.561-0.2140.103-0.014非急加減速-0.620-0.774-0.596-0.315早めのアクセルオフ-0.769-0.705燃料カット-0.774-0.758-0.916-0.890必要な走行エネルギー0.6330.8390.5450.211捨てる運動絵エネルギー0.6740.8190.5050.246 GV4では、全ての評価指標が改善傾向にあり、情報提供による運転操作の変化があったと考えられる。ただし、燃料消費量と各指標の相関関係をみると、強い相関関係があったのは図 4-12に示す「早めのアクセルオフ」と「フューエルカット時間割合」であったことから、燃費改善の主要因は、「早めのアクセルオフ」の実施によって、燃料を消費しない惰性走行が増えたためと考えられる。 506070809010040%50%60%70%燃料消費量(cc/km)早めのアクセルオフターム1ターム3 図 4-12 「早めのアクセルオフ」と燃料消費量の関係(GV4) GV6でも、全ての指標が改善傾向にあったが、燃料消費量と各指標の相関関係をみると、「ふんわり発進」の相関関係は0.214と小さかった。一方で、「ふんわり発進」以外は強い相関関係があり、図 4-13に示す「必要な運動エネルギー」の相関係数が最大となったことから、「早めのアクセルオフ」の増加や、走行時の急な加減速を控える等の複合的な運転操作の変化が、燃費改善につながったと考えられる。
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