平成25年度 走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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31 資料 3-2 第27回世界電気自動車学会シンポジウムの参加報告書(続き) ター発表)の学術企画に加えて、自動車メーカーをはじめ電動車両にかかわる232の様々な企業・団体による展示会、電動車両試乗会等が、4日間にわたって行われた。また、今年度の新たな試みとして、学術分野とは別に最新の取り組み状況を紹介するProject disseminationというレクチャーセッションが企画された。 ・閉会セレモニーでは、事務局からシンポジウム来訪者4,000人(58カ国)、1,300人の会議参加者があったと報告された。 ・レクチャーセッションは、36のセッションに分かれて発表が行われた。1セッションは80分間で、4~5件の発表があり、1件当りの発表時間は発表件数に応じて12分~15分間、Session Chair(座長)の裁量で質疑は発表毎またはセッション最後にまとめて行われた。 ・ダイアログセッション(ポスター発表)は、2日間に分けて行われ、合計274件の発表があった。120分間の対話時間が設けられており、発表者がポスター前に立ち、参加者と議論が行われた。 シンポジウム会場となった Gran Via Exhibition Center 会場内のEVS27エリア入り口 (右は、国立環境研究所 近藤主任研究員) 2.豊田都市交通研究所からの研究発表 ・当研究所としては、前回のEVS26(2012年5月 ロサンゼルス)に続き2回目の参加であった。なお、加藤は、EVS25(2010年11月 シンセン)から3回目の参加となった。 ・事前に提出するAbstract(A4で4枚程度にまとめた概要)によって、発表の可否、及び、口頭発表とポスター発表の区分が審査されるが、今回は、ポスター発表が許可された。 ・なお、独立行政法人国立環境研究所の近藤美則主任研究員を筆頭著者とするポスター発表“TO WHAT EXTENT CAN THE SPEED MANAGEMENT ALLEVIATE THE RANGE ANXIETY OF EV?(速度マネジメントは電気自動車の走行距離に対する不安を、どの程度、軽減することができるか?)”にも共同研究者として参加している。 ・発表論文は、概要査読論文としてProceedings(USBメモリ)に収録されている。なお、今後、査読付き論文として、WEVA Journalに収録される可能性がある。
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