平成25年度 走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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14 (1)時速30km超過程度の整理 1)最高速度の分布 最高速度の頻度分布を図 2-11に示す。また、30km/h超過程度を以下に示す。 ・最高速度30km/h以下:25回(全体の約1/3(37%)) ・最高速度 30km/hを超え35km/h以下:19回(28%) ・最高速度 35km/hを超え40km/h以下:15回(22%) ・最高速度 40km/h超:8回(12%) 30km/hを超える31~35km/h(n=19)、及び、36~40km/h(n=15)の頻度は、約半分と大きな割合となっている。一方で、40km/以下での走行が87%を占めており、ゾーン30導入前の走行実態は、規制速度である30km/hと比べて、10km/hを超えるような大きな乖離は少ないといえる。 図 2-11 最高速度の頻度分布 2)個人属性 個人属性のうち、性別は全員男性であった。また、年齢別にみた30km/h超過程度を図 2-12に示す。最高速度が30km/h以下(青)の走行は、35才以上から50才未満の年齢層に多く、最高速度が30km/hを超え35km/h以下(橙)の走行は、25才以上から60才未満まで広い年齢層に分布した。最高速度が35km/h超(灰)の走行は、40才以上50才未満、特に、45才以上50才未満の年齢層に多いという傾向がみられた。
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