平成25年度 公共交通としてのタクシーの活用可能性に関する基礎的研究
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4-2.事業の概要 4-2-1.保有車両数 図 4-1に保有台数の状況を示す。名古屋地区においては保有台数51~100台の事業者が最も多い。三重県においては保有台数10台以下の事業者が最も多い。全体では、11~30台の事業者が最も多くなっている。 なお、全国の状況では10台以下の事業者が約66%を占めているが、本調査の結果では25%にとどまっていることから、中部地方のタクシー事業者は比較的規模が大きいといえる。 図 4-1 保有台数の状況 図 4-2にジャンボタクシーの保有状況を、図 4-3に福祉車両の保有状況を示す。ジャンボタクシーは福井・岐阜・三重において保有割合が5割を超えており、全体では44.9%の保有率となっている。福祉車両は福井において4割を超えているものの、全体では28.2%の保有率となっており、普及が進んでいないことが分かる。 111415353994458843177472648832062211073146213026765762350233880%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%名古屋(N=38)愛知(N=34)岐阜(N=14)三重(N=22)静岡(N=34)福井(N=14)全体(N=156)参考:全国(N=14,319)保有台数10台以下保有台数30台以下保有台数50台以下保有台数100台以下保有台数101台以上7

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