平成25年度 公共交通としてのタクシーの活用可能性に関する基礎的研究
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します。ただ待てば営収になるのではなく、選ばれるドライバーでなくては・・・・。 岐阜 既存バス事業者の怠慢 行政担当者の意欲、知識不足 住民の意識が低い 自家用車利用が前提となっている住宅団地の高齢化により、孤立化が懸念 愛知 行政による路線バスの整備は進んでいると思うが、まだまだ理便性には欠ける。 愛知 自治体が需要実体を充分に把握せず乗合事業を開始し、予測とかけ離れた利用実績となる場合がある。 愛知 自家用車の普及によりタクシー・バスの利用率が低下。高年齢化により歩くことも困難になりバス停までもなかなか行けないがタクシーでは料金が高すぎ結果あまり利用しない。 名古屋 行政との円滑な交流 福井 曜日・時間帯によって利用者数が大幅に違なること 愛知 福祉輸送において介護業務と介護輸送が一体となりNPOによる輸送が発生したと考えている。行政の介護福祉と公共輸送が一体となり対策を考えてゆかねばならない。(プロでない輸送が多くなると問題が起きる。事故や経費の上昇) 静岡 町全体が疲れているので交通網の課題ではない。町全体(市)の活性がなければコミュニティバスや乗合タクシーはくだらない。 福井 コミュニティバスや乗合タクシーによって、相乗効果で従来のタクシー利用者が増えてくれればいいが実際のところは減少している。 名古屋 バス優先道路に実車タクシーは走れるようお願いします 愛知 ・コミュニティバスの充実化は、タクシー事業の衰退に拍車をかける恐れあり。・最近増加傾向のある乗合タクシーも、利用者が限定されがちであると同時に費用対効果を検証し、市民へ実態を認知してもらう必要があり。・契約更新毎に事業者への運行料金が軽減され、採算面で事業継続が難しくなっている。 愛知 取組み 1) ハローワークの活用。応募者の大半はハローワークの紹介。このためコストがかかる新聞広告は行っていない。求人案内の表示には現実の賃金水準を表示しているが、利益の一部還元を組合に提示し賞与で配分することで実施している。やはり、応募者を増やすには平均労働者賃金に少しでも近づけるように待遇面での改善が必要。 2)基準法に準拠した労働時間内で積極的に働く意欲のある者に対しては、稼動給比率を高め給与面で優遇する措置をとっている。年収に200万円程度の差が生じる。 課題 1)時間の割に曜日、時間帯、天候等により安定した収入が確約されているわけではなく、月毎に変動する割合が多い。固定給を増やせばよいが、固定コストが上がり、逆に労働意欲がわかないことになる。 このため、安定した収入を得るためには、接客サービスの強化、安全運行の確実化を一層進め、顧客への信頼を高めて一定の需要の掘り起こしと維持を図っていくことが求められている。 三重 高齢化、核家族化進展に伴う団地等の高齢者の足不足 福井 乗合タクシーにタクシー客が奪われている 福井 地方山間部特有の特徴 静岡 難しい問題で当社の規模では対応できないと思う。 静岡 地域公共交通に参画後、年々入札によって契約料金が圧縮され、適正な利潤の確保が困難になり誰も手を挙げなくなるのではないか。 静岡 大規模な施設などが出来るのはいいのですが、シャトルバスなども運行してしまいタクシー利用が無いのは困る 名古屋 地域の交通道路整備(常に輸送の安全を確保する道路状態である市)全ての自動車運転者に於けるルール、マナーの一部欠落。 名古屋 都市圏と地方とでは差があるので一概には言えないが、乗り合い事業も多様化するべき時期だと思っている。 岐阜 空のバスを走らせるのではなく予約に応じて対応するタクシーやジャンボタクシーなどを利用すると良い。予約が無の時は走らないので無駄がない。 53

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