平成25年度 公共交通としてのタクシーの活用可能性に関する基礎的研究
54/86

愛知 タクシーが無い地域からの短距離輸送の申し込みがあり困っている。1時間かけて空車で行くこともある。又帰りも1時間かかる。 岐阜 コミュニティバスが運行することで病院・市役所など主要施設に出向かれる人のタクシー利用が減少したように思われる。 バス事業者としてですが、バス路線が生活道路まで入り込んだ運行となっているため路線が長くなり、乗務員の拘束時間が長くなっている。 岐阜 市バスの運行について問題あり→車両が大きすぎる、利用度の問題(小さくすればコストダウン、交通の利便性等) 静岡 乗合タクシーはバス事業に分類されており、タクシーとは別に1本1本の仕事で点呼が必要です。そのため現場にでているタクシーを一度会社に戻して乗合タクシーの点呼をやり直して出庫している。これではタクシーの近くの車を配車するという長所が薄れ、経費がかかってしまう。 静岡 現在市役所とデマンドタクシーの試行について検討中である 福井 介護タクシーの台頭、いくら車両規制があっても同一事業者が増えていれば意味がない 静岡 過疎地域で交通弱者が取り残されてしまっている 愛知 公共交通性の欠如、(運賃が高い為市民にその意識がない) 名古屋 移動困難者の輸送の必要性が増えるが、採算割れは確実。取り組みにためらう。観光輸送も同。 名古屋 営業区域による規制 福井 デマンド、乗合タクシーによる利用者の減少 愛知 ほとんどの市町村におけるコミュニティ交通導入への流れは、次の通りである。<乗合バスの利用者が少ない路線を運行継続→補助金の負担大→バス路線を廃止→デマンド交通へ移行>また、デマンド交通では、数少ない住民ニーズを過大に汲み取り、より一層の利便を図るため、自宅乗車方式にする動きもある。これは、本来少ないニーズに対応することが利用者を増やす方向となっており、これにより、タクシー事業者は大きな打撃を受けることになる。 名古屋 最大の課題は慢性的な渋滞の緩和だと考えます。特に名古屋は道路幅が広く、以前は路上駐停車の多さが渋滞をつくる要因の一つと考えられてきました。最近は路上監視員が浸透し路上駐停車は減りましたが今度は車道を走る自転車が多くなり、自転車走行帯のある道路も新たに整備され、路肩へ寄せる機会の多いタクシーやバスと自転車のトラブルが増えてきているのではないでしょうか。 福井 過疎化が進んでおり利用客が減少している。(特に市町村合併により人口が減少した。) 岐阜 まだまだ交通空白地帯があるため、そのような場所にデマンドタクシーなどを広めるといいと思うが予算の問題があると思われる。 愛知 ・役所担当部署が新規事業者を″今までの実積がない″とはねのける風潮があるのでは!交流不足 名古屋 バスと自家用有償旅客運送との役割分担 名古屋 高齢社会に入り、自家用車を持たず交通機関を利用される方が増加していく中で、買い物や病院などピンポイントの場所へ移動する時はバスや電車では利便性に欠ける。 静岡 高齢化が進み、バス停にもいけない事も多い。タクシーの利用をする人もいるが、金額が高いのを敬遠されがちだが会社経営は困窮もでる 愛知 営業エリアが市中心部であるため、僻地内での移動に対応する事が困難 愛知 高齢者の旅客輸送が増えるが料金が高いと思われる 愛知 タクシー産業において、名古屋周辺の事業者には正しい競争の原理が働いていない事は問題の一つだと思います。運賃の値下げ競争は論外ですが、駅の待機場所(のりば)が数社で1列になってショットガンでは乗務員の能力向上が“にぶる”気が52

元のページ  ../index.html#54

このブックを見る