平成25年度 公共交通としてのタクシーの活用可能性に関する基礎的研究
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表 4-9 交通課題の認識の具体的な内容 地区 内容 静岡 高齢者等交通弱者、困難者への対応、配慮 静岡 高齢者等交通弱者、困難者唐等への対応、配慮 三重 地域の送迎バスが増加して個人の営業を圧迫している(利用が少なくなっている) 三重 観光地のため回遊路線バス、観光バス、観光タクシー等充実していますが地元過疎地の方々に課題があります。 静岡 既にイベント等に乗合タクシーは実施している(組合単位)コミュニティバス(タクシー)は過去において組合等で実施したが利用者が少なく市の補助を得られないので廃止した 愛知 コミュニティバスの運行により乗客の減少により売上収入が減り苦慮している 名古屋 実質的に公共交通機関として認められていない 愛知 タクシー料金が高いと意識を持たれているので、低料金、利用者負担の軽減策を考える必要がある。例)・国、タクシー事業者に対する税金の軽減 ・行政、タクシー補助など利用者に対する軽減 三重 タクシー運賃格差・例えば、同じ町内で同じ病院に行くのに、近い方は700円、遠い方だと2,200円かかってしまう。それを解消するのがコミバスであり、乗合タクシーだと思います。 名古屋 終電時間が早い 三重 交通渋滞の緩和 公共交通空白エリアへの対策 道路の危険カ所の改善 高齢者の足の確保 違法タクシーの取締り 岐阜 行政の負担を軽減する乗合タクシーの基本形態は乗用兼乗合(セダン車両)を使用することである。地方の高齢者は、乗用者タイプのタクシーに乗り合わせる事に抵抗感が少ない。 静岡 関係市町が積極的に取り組んでいない 愛知 タクシーは公共交通であり、交通弱者にとって有効な交通手段であることを、まず認識していただきたい。便数の少ないもの、路線や経路が近くにないもの等は、利用に対して壁になる。利用が少なければ、作った側は利用促進を考えなくてはならず余分な費用や時間をかけることになる。 福井 路線バスも結構細かい処まで入り込んでおり競合することも多々ある。既設の需要と供給のアンバランス、減車と給与体系見直し(基礎、安定的給与の増大)事業者の規模に依り(例えば○台~○台、○台~○台、○台~○台、大、中、小etc.)許認可のくくりを層別出来ないものか? 福井 取り組みが盛んに運行されることで、タクシーの需要が年々低下しています。我社にとっては、とても重要な問題です。当社も地域の交通の取り組みに参加していきたいと考えます。 愛知 私共の地元では、町がコミュニティバスを独自に展開している為、サービスに限界があると思います。民間に委託する事のメリットも考えていただきたいと思います。 愛知 住民個々のアンケートを聞き入れるコミュニティバスを考慮しているが、もっとタクシーの機動性を考慮して欲しい。環境対策としても大型のバスが走行するのも問題です。 静岡 コミュニティバスの利用者は少なく、税負担の世代間不公平が大きい。地方において高齢化や人口減少は益々進行し、現状はコミュニティバスや乗合タクシーの維持は困難 静岡 利用者の少ない地域が利用者の多い地域と同様の運行をしているというところ。 静岡 採算性の低い運行を市町村から求められている 結局ボランティアであると思う 51

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