平成25年度 公共交通としてのタクシーの活用可能性に関する基礎的研究
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4-4.経営者の意識 4-4-1.今後の事業の展望 タクシー事業者の経営者に対して、今後の事業の展望について問うた結果を図 4-25に示す。最も多いのは「事業の多角化は考えていない」という回答であり、いずれの地域においても4割前後を占めている。一方で、岐阜ではデマンド交通の受託の意思が35%以上見られるほか、愛知においてもコミュニティバス・デマンド交通の受託の意向が多く見られる。 「現在の事業を縮小したい」、「5年から10年のうちに営業をやめたい」という回答も10%前後見られ、三重・静岡・福井においてその傾向が強い。 図 4-25 経営者の今後の事業展望への意識(複数回答あり) 0%5%10%15%20%25%30%35%40%45%50%コミュニティバスを受託したい(N=17)貸切バスの営業を始めたい(N=5)デマンド交通を受託したい(N=23)その他の事業を行いたい(N=7)事業の多角化は考えていない(N=59)現在の事業を縮小したい(N=6)5年から10年のうちに営業をやめたい(N=13)その他(N=28)無回答(N=22)名古屋愛知岐阜三重静岡福井37

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