平成25年度 スマートハウスを生かしたエネルギーマネジメントに関する基礎調査
68/141

66豊田市内の同一小ゾーン内々トリップ 豊田市内の小ゾーン内々トリップについて、以下の2つの方法で代表地点を決定した場合の総移動距離(平日)を図 6-14に示す。 ④面積半径 ⑤所要時間×センサス速度 その結果、④面積半径を用いた場合の総移動距離は12,707kmであったのに対して、⑤所要時間とセンサス速度の積を用いた場合は38,666kmと約3倍になった。 ⑤ではトリップの所要時間を用いているが、所要時間には移動中の休憩時間が含まれる可能性や誤記入の可能性も含まれている。また、センサス速度(道路交通センサスの速度)についても、代表区間の値を用いていることから、⑤は多くの仮定を含んだ値である。ゾーン内々の移動距離が、④のように面積から算出した半径の3倍にもなることは考えにくいことから、小ゾーン内々トリップの移動距離は、④面積半径とすることが妥当であると考えられる。 05,00010,00015,00020,00025,00030,00035,00040,00045,000移動距離④面積半径移動距離⑤所要時間×センサス速度総移動距離(km) 図 6-14 豊田市内同一小ゾーントリップ 総移動距離(平日) 参考文献 参考文献 6-1 中京都市圏総合都市交通体系調査(豊田市パーソントリップ調査)報告書概要版、豊田市、平成25年6月

元のページ  ../index.html#68

このブックを見る