道路交通環境下における知的障がい者の交通コミュニケーション能力の把握とその応用
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61 表 3-28 対向車とのコミュニケーション結果(被験者F) 被験者 Fさん 年齢 37歳 障がい A判定・ダウン症及びその他の染色体異常 社会性について 充分ではないが指示されれば体操やボール蹴りなどの集団行動ができる。 状況 横断前の停止 1周目あり ・ 2周目なし 横断前の左右確認 1周目(右0回左0回) 2周目(右1回左0回) 横断前滞留時間 増加 横断時間 減少 運転手への合図 あり 横断中顔の向き 前 ※コミュニケーション時 クルマの存在により確認行動は増えたが停止しておらず、早く横断する傾向にある。運転手への合図はあり、前を向いて横断している。 横断時の不安 なし 対向車への恐怖感 なし 教育 横断については、車には注意するように言っており、安全確認は習慣づいている。 また自動車については、車の後ろ側には近づかないように教えている。クルマの発進の直前直後や通り過ぎる時は気を付けるように言い聞かせている。 移動時の介助の必要性 全く必要ない。 外出について 公共交通機関を利用して決まった場所に一人で行ける。 徒歩での外出頻度・目的 福祉施設、授産施設への通所
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