道路交通環境下における知的障がい者の交通コミュニケーション能力の把握とその応用
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60 表 3-27 対向車とのコミュニケーション結果(被験者E) 被験者 Eさん 年齢 37歳 障がい B判定 社会性について 事態の変化には対応できないが、社会のきまりに従って行動できる。 状況 横断前の停止 1周目・2周目ともに停止 横断前の左右確認 1周目(右1回左1回) 2周目(右2回左1回) 横断前滞留時間 変化なし 横断時間 変化なし 運転手への合図 あり 横断中顔の向き 下 ※コミュニケーション時 クルマの有無にかかわらず、きちんと停止・確認をして同じようなタイミングで横断している。クルマの存在により確認行動が増加した。運転手への合図はあり、下を向いて横断している。 横断時の不安 なし 対向車への恐怖感 なし 教育 左右確認をするように教育しているが、本人がしっかり分かっているので特には言っていない。また自動車についても特に教育していない。 移動時の介助の必要性 必要な場合がある。 外出について 歩いて決まった場所に一人で行ける。 徒歩での外出頻度・目的 週2~3回・スーパーやコンビニなど日常生活品の買物
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