道路交通環境下における知的障がい者の交通コミュニケーション能力の把握とその応用
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41 3-4-2.模擬市街地にける実験方法の検討 (1)実験の目的 本実験は、知的障がい者の道路環境下での交通コミュニケーション能力の計測を目的としている。前章アンケート調査やヒアリング調査で明らかとなったように、当事者の突発的事象に対応して安全に調査を実施しなければならないため、統率された実験環境下にて交通コミュニケーションを計測することが望ましい。 そこで、実道路環境に近い空間が整っている『とよたエコフルタウン』を借用し、歩道・車道環境下におけるコミュニケーション状況を計測する。なお、公共交通環境のコミュニケーション状況の計測は実験環境が整わなかったため、本実験では対象としない。 ①②③③②① 図 3-12 エコフルタウン略図(出典:とよたエコフルタウンHP)

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