道路交通環境下における知的障がい者の交通コミュニケーション能力の把握とその応用
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31 文字:1.助詞も正しく文章がかける、2.なんとか通じる文章を書く、3.簡単な漢字を書ける、4.漢字で自分の名前を書ける、5.上記のことはできない 数:1.簡単な掛け算ができる、2.10を超える足し算・引き算ができる、3.一桁の足し算または引き算ができる、4.10程度の物を数えられる、5.数はわからない 社会性:1.ルールやマナーなど社会のきまりに従って問題なく行動できる、2.事態の変化には対応できないが、社会のきまりに従って行動できる、3.社会のきまりは理解できる、4.充分ではないが指示されれば体操やボール蹴りなどの集団行動ができる、5.散歩などの簡単な集団行動ができる、6.集団行動はできない 作業:1.作業は問題なくできる、2.責任は充分には果たせないが作業を自発的かつ持続・集中してできる、3.時々注意が必要だが指示された簡単な作業ができる、4.長続きはしないが、保護者付き添いのもとで草取りなど簡単な作業ができる、5.茶碗の出入等簡単な手伝いができる、6.作業はできない 図 3-6 交通コミュニケーションの総合能力(第1主成分)、能動的意思疎通能力(第2主成分)、突発的変化への対応能力(第3主成分)と日常生活の関係性(その2)

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