通勤における自転車利用促進に関する研究
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122安全に関するカルテ ≪モニターNo.6≫ 自転車に関する情報収集 自転車の乗り方やルールを教わる講習会への参加したことがない 平成25年6月に道路交通法が改正された路側帯通行のルール変更を知っていた 自転車に関する情報は新聞やTVなどのマスコミから情報を入手している ルールの認識・遵守・重要性 【意識】 「高齢者・子供の歩道走行」「歩道での歩行者優先と車道寄り」「並走禁止」「標識に従って走行」「ライト点灯」を認識していなかった 初回にあまり遵守していなかったルールは「自転車歩道通行可標識」「歩道での歩行者優先と車道寄り」「標識に従って走行」、全く遵守していないルールは「ライト点灯」である 遵守していなかった全てのルールが遵守するような変化がみられた モニター期間を通じて「二人乗り禁止」「飲酒禁止」の重要性が高まったが、その他のルール(車道走行の原則、自転車歩道通行可標識、歩道での歩行者優先と車道寄り、イヤホン禁止)の重要性は上がらず、「高齢・子供の歩道走行」「車道左側走行」の重要性が低下した ルールの認識・遵守・重要性 【変化】 認識 認識していないルールがあった 遵守 遵守していないルールがあったが遵守するようになった - 重要性 重要でないルールがあったが重要と感じるようになった 重要と感じていないルールがある 車道走行の心がけ 初回はあまり意識していなかったが、まあ意識するように変化した 車道走行の恐怖感 当初は非常に車道走行の恐怖感を感じているが、中盤以降は恐怖意識が低下した 車道走行時の左側通行の心がけ 中盤までは車道の左側通行をある程度意識していたが、終了時では全く意識しなくなった。 歩道走行時に心がけている通行方向 当初は左側通行を意識していが、中盤以降あまり意識しなくなった 走行位置 車道 「自転車通行不可の歩道」では、車道(路側帯)を選択 「自転車通行可の歩道」では、路肩が狭い場合に歩道を選択する傾向 走行位置考え方 一応、車道を走行しているが車道走行のルールに納得していない 車道走行の恐怖感 まあ感じる 車道走行時の左側通行 あまり意識をしていない 歩道走行の方向 あまり意識をしていない 安全講習会 安全講習会には参加していないが、講習会のビデオがためになったと回答 講習会で指摘された後方確認は、講習直後はきちんと行っていたが、一ヵ月後はあまり行わなくなった 危険箇所発見キャンペーン 危険個所キャンペーンには気づいていたが、立ち止まって写真を撮るということがなかなかできなかったため投稿していない。 危険個所は普段の走行で認識しておらず、このキャンペーンで安全意識の変化はみられない

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