生活道路の安全性評価
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5 2-2.犯罪の現状と防犯に関する取組み 2-2-1.犯罪の発生状況 豊田市内で発生した刑法犯の認知件数※1について平成8年から平成24年までの推移11)を図 2-2、平成19年から平成24年に発生した重点罪種※2別の発生件数の推移11)を図 2-3に示す。 図 2-2の刑法犯認知件数をみると、平成8年から増加し続けて平成17年に過去最多の9,410件となった。その後、豊田市防犯活動行動計画が策定され、様々な施策の推進により平成24年は4,410件まで減少している。重点罪種別の認知件数をみると、約半数が「自動車関連窃盗」であり、以前から豊田市における犯罪の傾向である。 ※1:刑法犯の認知件数とは 刑法などの法律に規定される、殺人・強盗・放火・強姦・暴行・傷害・窃盗・詐欺などの犯罪が警察などの捜査機関によって認知された件数。認知件数と実際の発生件数は一致しないことが多いが、公的に認知された発生件数という意味において、認知件数は単に発生件数ともいう。(参考:犯罪白書、デジタル大辞泉) ※2:重点罪種とは11) 自動車盗、車上ねらい、部品ねらい、オートバイ盗、自転車盗、恐喝、強盗、ひったくり、自動販売機ねらい、侵入犯 (平成25年から、重点罪種については愛知県警察各署で異なるものとなった。) 01,0002,0003,0004,0005,0006,0007,0008,0009,00010,000H8H9H10H11H12H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24件数年度 図 2-2 刑法犯認知件数の推移

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