生活道路の安全性評価
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25 表 4-4 分析の精度 決定係数 R2 =0.8052 自由度修正ずみ決定係数 R2’= 0.7752 重相関係数 R =0.8973 自由度修正ずみ重相関係数 R’ =0.8805 ダーヴィンワトソン比 DW =1.9098 赤池のAIC AIC=429.4724 残差の標準偏差 Ve^1/2=7.5173 表 4-5 分析結果 説明変数名 偏回帰係数 標準誤差 標準偏回帰係数 T値 P値 判定 面積 48.7437 0.008 0.1450 1.0342 0.3058 [ ] 総人口 -0.0253 0.371 -0.3909 -0.6191 0.5385 [ ] 世帯数 0.2044 0.764 1.2258 2.2350 0.0297 [* ] 工場数 3.5290 1.147 0.2709 2.6861 0.0097 [**] 建物棟数 -0.0564 0.506 -0.3341 -1.7240 0.0907 [ ] 高速道路延長 0.0239 1.901 0.2338 3.0664 0.0034 [**] 県道延長 0.0389 2.379 0.3580 4.9830 0.0000 [**] 生活道路延長 -0.0002 0.134 -0.0136 -0.0958 0.9241 [ ] 定数項 84.8193 2.151 - 39.0878 - - *:1%有意、**:5%有意 表 4-5は総当たり法による説明変数選択後の分析結果であるが、これらの説明変数を基に重回帰分析を行ったところ精度が良好な分析結果が得られ、有意となった説明変数は「世帯数」「工場」「高速道路延長」「県道延長」の4項目である。その中で最も影響が強い説明変数は「工場数」であり前章のマクロ的な要因分析を同様の結果を得られた。また、市境で幹線道路を多く有する若園小学校区の地域特性を反映するように「高速道路延長」と「県道延長」の多さも有意に影響を与えている。 次に、生活道路上で発生した交通事故を対象とした偏差値を算出し、生活道路の交通事故と犯罪の危険度を目的変数に、表 4-5と同様の説明変数を用いた重回帰分析を行った結果(表 4-6・表 4-7)、有意となった説明変数は世帯数のみである。また再度、変数選択を行い、分析した結果(表 4-8・表 4-9)も世帯数のみ有意であった。

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