生活道路の安全性評価

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19 表 3-10 分析結果 説明変数名 偏回帰係数 標準誤差 標準偏回帰係数 Ｔ値 Ｐ値 判定 外国人（世帯数） 0.004 0.008 0.028 0.495 0.622 [ ] 公共施設 2.051 0.371 0.434 5.535 0.000 [**] 公民館など -0.773 0.764 -0.071 -1.012 0.315 [ ] 商業施設 4.789 1.147 0.268 4.176 0.000 [**] 都市公園 0.443 0.506 0.060 0.875 0.385 [ ] 鉄道駅 5.917 1.901 0.194 3.112 0.003 [**] 工業系用途地域 16.604 2.379 0.356 6.979 0.000 [**] 県道 -0.436 0.134 -0.202 -3.265 0.002 [**] 国道 -0.077 0.246 -0.020 -0.314 0.754 [ ] 高速道路 0.268 0.363 0.039 0.738 0.463 [ ] 定数項 81.309 2.151 － 37.792 － － *：1%有意、**：5%有意 表 3-10は各説明変数の相関関係から変数を選択した後の分析結果であるが、これらの説明変数を基に重回帰分析を行ったところ精度が良好な分析結果が得られ、有意となった説明変数は「公共施設」「商業施設」「鉄道駅」「工業系用途地域」「県道」である。 これらの変数の中で最も影響しているのは「工業系用途地域」であり豊田市の地域特性を反映して知見が得られた。また、不特定多数の人が多く集まる「公共施設」や「商業施設」、「鉄道駅」でも危険度が有意に高くなり、一般的な危険事象の発生要因と同様な傾向を示している一方で、他市と接続して外部からの進入を促進させる「県道」の偏回帰係数はマイナスを示した。