生活道路におけるISAに関する研究
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73 2013年 10月 23日 法令遵守推進会議 議長 殿 人または動物を対象とする実験計画等審査申請書 Ⅰ.実験計画等の概要 1.事業名 交通安全①生活道路におけるISAに関する研究 2.実験実施者 三村泰広、小野剛史 3.実験テーマ 路側提示型ISA:電光掲示板による速度提示の効果計測 4.実施場所 中部トラック総合研修センター 5.実施期間 11/5(プレ実験)、12/2、3、10、16、17、24 6.実験目的 (意義、テーマ内での 位置づけなど) 生活道路の安全性確保を目指すゾーン30の整備推進が進む中で、その実効性担保策の更なる推進が求められている。速度提示が運転者の走行速度に与える影響は埼玉大学の研究成果や豊田都市交通研究所の研究成果でも明らかとなっている一方で、その継続的実施などに課題があった。ここで、海外等に目を向けると、生活道路においてITS技術により車両の速度超過と連動する電光掲示板等を用いた自動速度提示が積極的に実施されており、その効果近年検証が進んでいる。本研究は当該システムをわが国のゾーン30で適用する意義および課題を実証実験を通じて整理するとともに、より効果を発揮する諸条件の明確化も目指す。 7.実験計画の概要 (200 字程度) こちらで用意した車両(5ナンバー、ステーションワゴンタイプ)の動きや前方映像、運転席映像を測定・記録する機器(ドライブレコーダ)を積載した自動車で実験区間を走行してもらう(走行時間は30分程度)。実験は当該コースを4週走行し、走行ごとに電光掲示板などの内容を変化させる。その後、実験内容や運転特性などを把握するアンケートへの回答を依頼する。 8.リスクの日常生活条件との差異、乖離度 実験コースであるため日常より安全な空間を確保している一方、ドライブレコーダによる記録、電光掲示板などによる情報提供の影響による心的負荷が予測される。 9.研究成果の公表方法 学術会議等での発表を予定する。 10.他機関における 倫理審査状況 特になし 整理番号 (事務局記入) 専務理事 事務局長 研究部長 PMr SubPMr 起案者 (担当者) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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