生活道路におけるISAに関する研究
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53 ISA実証実験の被験者の募集要項 【募集業務の委託】 ・工期は平成26年3月17日 ~ 平成26年5月31日とする。 ・募集費用は協議の結果、6,000円/人とする。(過去の実績では5,000円/人であったが、今回は募集範囲がゾーン30限定されており募集が難しく、広告費等が増加すると想定されるため)⇒最新の見積もりをください(以前いただいていますが、工期が2月でした) ・募集期間は4月末までとし、5月初旬に名簿(氏名・年齢・性別・住所・連絡先を記載)を提出する。ただし、3月末の時点で集まった人数で一度部分払いを行う。 ・参加表明し名簿に記載したものの、転勤等の個人の都合で実験に参加できない被験者が出た場合は、協議を実施し必要に応じて補充人員を確保する。 ・参加者は、60人を確保するものとする。また募集状況について定期的に報告し、募集人員の60名に満たないと判断した場合は、別途協議しその対応を検討する。 【実証実験の被験者募集条件】 項目 内容 実験の目的 平成25年の豊田市内の交通死亡事故は17件と平成24年の10件と比べ大きく増加しました。交通事故では、衝突時の車両の走行速度が速いとそれだけ死亡事故や重傷事故につながる可能性が高まることが分かっています。 一方、街では規制速度を超えて走行する車両をよく見かけます。このような車両の速度を抑制するために、欧州では、規制速度情報をドライバーに提供し、規制速度を超すとドライバーに警告するシステムが開発され、市販のカーナビに搭載されるなどその効果が確認されています。このシステムのことをISA(Intelligent Speed Adaptation)といいます。今回の実験では豊田市をフィールドとし、ISAを車両に搭載し体験したときの走行挙動の変化などを確認することを目的としています。 実験期間 平成26年6月~平成26年11月までの6ヶ月間 募集人数 65歳以上30名(男女15名ずつ)、20~64歳30名(男女15名ずつ)の計60名。 ※これより多い分には70名程度までなら募集が可能です。ただし、場合によっては参加をお断りすることもあります。 被験者への依頼内容 【準備】 ① 貸与するスマホ(android端末を全員に貸与)を車両にとりつける(5月の説明会時に行います)。 【日常実施すること】 ① スマホの指定したアプリを立ち上げて、通常に走行する。走行状況はアプリが自動的に記録する。 ② 走行後にアプリを終了させる。 ③ 走行のたびに上記を実施する。

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