生活道路におけるISAに関する研究

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21 文字表示板の色について、下二文字の色を変えた場合何色が良いか聞いた。色を変えた場合の画像を図2-26に、回答結果を図2-27に示す。「速度ＯＫ」と安全側の場合緑色が、「速度オーバー」と危険側の場合は赤や黄色が良いことが分かった。 図 2-26 文字表示電光掲示板の色を変えた場合のイメージ 図 2-27 文字表示板の色回答結果 2-3-4.速度変化の要因分析 （1）方法 速度変化の要因分析を行うに当たり、目的変数とする速度変化および説明変数をどのように設定するかを検討する必要がある。まず、目的変数については、上述の分析を踏まえ、ここでは、区間Bの85パーセンタイル速度を参考に目的変数として以下を設定する。区間Bの85パーセンタイル速度は、DSDSの提示位置から下流側で減速傾向にある一方で、パトランプ警告、標識等は提示位置をすぎても加速傾向にある。この違いがどのような要因によって影響を受けるのかを明らかにすることがよりDSDSの意義を明確化できるものと考え、DSDSの提示位置から下流側の40m区間における標識のみの平均速度とDSDSの平均速度の差を目的変数とする。 次に、説明変数については、運転者の運転特性に影響を与えると判断した個人属性（男性ダミー、年齢、過去5年間の事故・違反経験数）、TMT（TestA、TestBの所要時間）、DSQの各設問項目を算術平均により得点化した主成分平均得点とする。なお、この方法で0%20%40%60%80%100%速度ＯＫ速度オーバー赤色がよい緑色がよい青色がよい水色がよい紫色がよい黄色がよい白色がよい