生活道路におけるISAに関する研究
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15 図 2-14 運転免許保有年数 図 2-15 運転頻度 (2)デバイスによる速度抑制効果 まず、それぞれのデバイスに気がついたかどうか聞いた結果を図2-16に示す。ただし、パトランプについては点灯したかどうかを聞いている。このグラフのパトランプの部分は点灯した人のみの結果を示しており、その他のデバイスに関しても走行実験に不備のあった被験者は除いている。今回の走行実験で使用したデバイスの中で気がついた人が最も多かったのはDSDS(文字)で、95%の人が気がついた。次いでDSDS(速度)、最高速度規制標識という結果になった。最高速度規制標識については標識ごとで差が出た。特にⅠ、Ⅱについては気がついた人が少なかった。これは、Ⅰは出発点のすぐ近くにあったため標識まで意識が回らなかったのだと考えられ、またⅡについては曲り角のすぐ近くにあったため気づきにくかったのだと考えられる。また、パトランプ警告については点灯したにもかかわらず点灯しなかった、よく覚えていないと回答した人が約55%と多かった。 5%15%20%10%32%17%1%0-910-1920-2930-3940-4950-5960-69n=6067%8%23%2%0%ほぼ毎日週3~5日週1~2日月1~2日ほとんど運転しないn=60

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