生活道路におけるISAに関する研究
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8 実験パターン毎の速度分布とともに、実験パターン毎の平均速度および分散分析および多重比較による有意差の検定、実験パターン毎の最高速度(30km/h)以上の車両割合、実験パターン毎の85パーセンタイル速度を整理する。なお、85パーセンタイル速度とは、最高速度規制の参考値としても使用される走行する車両の85%がその速度以下であるときの速度のことである。次に、運転者意識の視点からDSDSの理解、効果、運転者や住民の立場からの受容性といった評価について分析を行う。最後に、DSDSによる速度変化に与える要因について主に個人属性を説明変数とする重回帰分析を通じて明らかにすることを試みる。 図 2-3 実験会場の概要 図 2-4 実験で用いた情報提供デバイス(左上:DSDS(文字)、右上:DSDS(速度)、左下:パトランプ、右下:最高速度標識) 区間A区間B

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