周辺土地利用と生活道路の理想性能を考慮した面的速度抑制対策箇所の選定方法に関する研究
21/35
19 なることが容易に想定されうるので、今後の発展的研究の中で十分な検討を加えていく必要がある。 情報を与える生活道路は、区間長を持つライン形式のデータである。よって、付与される情報との位置関係によっては、複数のメッシュや影響圏にまたがることがありどちらの情報をどのように与えるかについて課題が生じることとなる。この点について本研究では、便宜的に生活道路のリンク中心点を作成し、その中心点が所在する地点の情報を付与することとした。イメージを図3-8に示す。 図 3-7 ポイントデータにおける影響圏の設定 図 3-8 生活道路への情報付与の考え方 参考文献 1)Noland, R.B., Quddus, M.A., 2003. A spatially disaggregate analysis of road casualties in England. Accident Analysis and Prevention Journal 36 (6), 973–984. 2)Ladron de Guevara, F., Washington, S.P., Oh, J., 2004. Forecasting crashes at the planning level: simultaneous negative binomial crash model applied in Tucson, Arizona. Transportation Research Record 1897, 191-100. 3)Wier, M., Weintraub, J., Humphreys, E., Seto, E., Bhatia, R., 2009. An area-level model of vehicle-pedestrian injury collisions with implications for land use and
元のページ
../index.html#21