平成25年度 中山間地域における高齢者モビリティ調査
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27 (6)日常生活衛生管理支援事業 ①ふれあい収集 日常生活を支援することを目的として、ひとり暮らしでごみを所定のごみステーションまで持ち出すことが困難な要介護1以上の高齢者や障がい者に対し、地域の実状に応じて市が直接訪問して、ごみの収集を行う事業。 ②寝具クリーニング等サービス ひとり暮らし高齢者などで衛生管理が困難な人を対象に、寝具の衛生管理をすることにより、清潔で快適な生活が送れるようにすることを目的として、寝具のクリーニング、寝具貸与のサービスを実施している。 ③訪問理美容サービス 理美容店を利用することが困難な人が、容易に理美容サービスを受けられるようにすることにより、保健衛生の向上及び心身のリフレッシュを図ることを目的として、理美容師の出張費相当額を助成する利用券を交付しています。在宅の要介護3から要介護5の認定者を対象に、1年で最大6枚まで交付している。 (7)すこやか住宅リフォーム助成事業 転倒・骨折予防をはじめとした高齢者の自立支援や介護する家族の負担の軽減を目的として、介護保険の「住宅改修費の支給」を補完する助成事業を実施している。 床段差の解消、手すりの取り付けに加え、介護保険の対象外となっている洗面台の取り替え、居室に隣接したトイレ、浴室の設置、通路の確保などを給付対象としている。1世帯につき40万円を限度に支給し、複数回に分けての利用が可能で、自己負担は1割である。 (8)ソーシャルビジネス支援事業(買い物弱者、少子高齢化などの地域課題を解決するソフト事業の支援) 市民がその地域で豊かに生活できる商業環境の維持・強化を図るために、移動販売をはじめとした買い物弱者の支援など、地域課題を解決する事業を実施する商業者などに対して補助金を支給している。 5-1-2.豊田市で実施されている移動支援サービス (1)基幹バス・地域バスの拡充 高齢者や学生をはじめ誰もが安全安心に移動できる公共交通ネットワークを構築することを目的として、基幹バスは都心、駅、支所などを相互に結ぶ基幹バスの拡充を図る。 一方地域バスは、地域が主体となって運行経路・運行形態や運行する車両などを検討し、地域、交通事業者及び行政との共働で地域の実状に合った交通手段を確立する。

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