交通事故の予防対策地点を効率的に抽出する手法に関する研究
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16表 4-2 事故類型別・道路形状別ヒヤリハット指摘数 凡例(事故になった場合に) 緑地:平均より死亡確率が低い 赤地:平均より死亡確率が高い 4-3-2.事故データとの比較 3-3で示した事故データの内訳と、ヒヤリハット指摘の内訳を比較する。 事故地点及びヒヤリハット指摘がされた地点の道路形状についての比較を図 4-2に示す。実際の事故と比較して、交差点内、カーブにおける指摘が多く、交差点付近、その他単路、踏切・その他における指摘が少ない。 次に類型別の事故とヒヤリハット指摘についての比較を図 4-3に示す。事故と比較すると、車両相互の正面衝突の指摘が大幅に多く、追突の指摘が大幅に少ない。 2-1で述べたとおり、事故地点とヒヤリハット地点は必ずしも一致しないとの知見は既往研究から得られていたが、その状況についても、実際の事故とヒヤリハット指摘は異なることがわかる。 交差点内交差点付近カーブその他単路踏切・その他合計A 対背面通行中11319134B 横断歩道横断中54231069C その他横断中16642248D その他人対車両41233251A 正面衝突941033471185B 追突10323530161C 出合頭3461917413426D 左折時65368E 右折時92631102F その他車両相互71168331283331111896908220781283車両単独人対車両車両相互総計

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