面的速度マネジメントの実現に関する総合研究
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744)まとめ 個人属性からみたゾーン30の評価をまとめると表1-3-2のようになる。年齢や性別の観点では、高齢者と女性に対して比較的高い効果がみられること、居住地と通過頻度については、ゾーンの認知のみに影響をあたえていること、事故歴と違反歴の観点では、事故歴ありと違反歴なしに対して比較的高い効果がみられることが整理された。また特に出入口カラー舗装は、個人属性により効果の差が生じない傾向が整理できた。 表1-3-2 個人属性からみたゾーン30効果のまとめ(統計的有意差があったもののみ抽出) ゾーンの認知 安全面での居住地域の変化 出入口カラー舗装の効果 ハンプの効果 ハンプ+ポールの効果 年齢 - 高齢者:安全性向上を認知 - 高齢者:通過抑制効果が高い - 性別 - - - - 女性:通過抑制効果が高い 居住地 ゾーン内居住:認知が高い - - - - 通過頻度 通過頻度多い:認知が高い - - - - 事故歴 - 事故歴あり:安全性向上を認知 - 事故歴あり:通過抑制効果が高い 事故歴あり:総合評価が高い 違反歴 - - - 速度違反歴なし:速度抑制効果が高い 速度違反歴なし:速度抑制効果が高い

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