面的速度マネジメントの実現に関する総合研究
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191-2-4 調査項目 (1)Objetによる確認行動(事前・事後) カラー舗装や標識、ハンプを認識してゾーン30流出入部およびエリア内を、周辺環境に注意しながら走行しているかを確認するため、Objetを用いて自動車運転時・自転車運転時・歩行時の確認行動(頭の動きの『角度』、『回数』、『確認時間』等)を計測する。 (2)燃費マネージャーによる車両データ計測(事前・事後) 車両データ計測機器(TECHTOM社:EC15WWF-40))を用いて、速度や加減速度(下表)を計測する。 表1-2-4 EC15WWF-40にて取得できるデータ一覧 時間(1秒間隔) 車速 エンジン回転数 燃料噴射時間 積算走行距離 積算使用燃料 瞬間燃費 アクセル開度 エンジン水温 緯度 経度 高度 方位 速度(GPS測定)ブレーキ (3)紙面調査による被験者属性・運転性格(事前・事後) 事前調査では、被験者属性を明らかにするため、①日頃の運転頻度(自動車・自転車)、②対象エリアの通行経験、③規制速度の意識レベル・実験中の速度オーバー程度、④運転歴・事故歴などを調査する。 事後調査では、①運転性格診断、②ゾーン30標識の気づき、③カラー舗装での運転意識、④ゾーン30への意識、⑤事前調査からの変化(事故、運転講習などへの参加など)を調査する。

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