面的速度マネジメントの実現に関する総合研究
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101表2-5-10 若年群の区間平均アクセルストローク(AS) 被験者 区間 規制速度 項目 標識なし標識あり強制介入 情報介入 幹線① 50km/h 平均AS 0.0870.0740.107 0.068 4車道路 T値 2.51*2.58** 1.63 幹線② 50km/h 平均AS 0.0740.0660.091 0.068 若年層 2車道路 T値 1.97*3.67** 0.35 生活① 30km/h 平均AS 0.0620.0430.091 0.037 車道広い T値 4.62**4.13** 1.73 生活② 30km/h 平均AS 0.0570.0460.108 0.039 n=18 車道狭い T値 2.45*3.96** 1.96* T値は標識ありの平均値の差の検定(t検定)により算出、 **:1%有意、*:5%有意 (4)まとめ ・ 比較的道路幅員が狭い生活①②のような生活道路では、最高速度の標識がない空間に比べ、最高速度の標識がある空間は、平均速度やアクセルストロークを有意に低下させることが確認された。以上より、最高速度を適切に認知させることは年齢群に大きな差の生じていた走行速度の均一化を図る上で重要な意味を持つことが確認された。 ・ 車線幅員が狭い生活②のような生活道路では、ISAの情報提供型介入により、標識ありに比べ有意に平均速度を低下させるとともに、アクセルストロークを低下させる傾向があることが確認された。 ・ 上記で示した空間以外では、強制型ISA・情報型ISAのいずれの形式においても走行速度の変化に大きな差はみられないものの、速度低下の効果が期待できることが分かった。
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