交通事故の予防対策地点を効率的に抽出する手法に関する基礎的検討
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51いのに対して、団体参加者では、事業所周辺の指摘が多く、指摘に空間的な偏りがあることが分かった。このような特徴を持ったデータの取扱方法や、継続的な実施を踏まえて、多くの事業所や市民に参加していただける仕組み作りを検討する必要がある。 また、事故多発地点や死亡重傷地点以外にも注目した抽出手法の検討や、他の調査結果(プローブデータのヒヤリハット地点、通学路の緊急合同点検地点、市民からの改善要望等)とを組み合わせた抽出方法についても検討を行う。 (a) 一般参加 (b) 団体参加 図6-4 一般参加と団体参加の別にみたヒヤリハット地点の分布

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