交通事故の予防対策地点を効率的に抽出する手法に関する基礎的検討
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385-3.アンケートの集計結果 5-3-1.参加者に関する項目 アンケートに回答した363人について、以下の項目を示す参加者自身に関するアンケートの集計結果を、それぞれ、図5-4から図5-10に示す。 (1)アンケートの参加方法 (2)一人当たりの指摘地点数 (3)回答者の年齢構成 (4)回答者の性別構成 (5)性別毎にみた回答者の年齢分布 (6)回答者の運転免許保有状況 (7)回答者の交通事故の当事者経験(2011年1月1日~2012年10月31日) アンケートの参加方法(図5-4)をみると、団体参加(小島プレス工業株式会社高岡工場:図中はK社と記載)の参加者が87%と多く、一般の参加は、WEBアンケート(11%)とFAX(2%)を合わせても、13%にとどまった。 一人当たりの指摘地点数(図5-5)をみると、1地点のみを指摘した参加者が93.7%とほとんどを占めた。ただし、指摘地点数が最も多い参加者では、一人で7地点の指摘をしていただいた方もいた。 回答者の年齢構成(図5-6)をみると、20歳代(25%)、30歳代(34%)、40歳代(21%)、50歳代(16%)の働き世代で、合計96%とほとんどを占めた。 回答者の性別(図5-7)は、男性82%、女性18%と男性が8割以上となった。また、性別毎に回答者の年齢分布をみると、男性では、35~39歳が最も多く、次いで、30~34歳が多いのに対して、女性では、20~24歳が最も多く、次いで、25~29歳が多くなり、年齢の分布には、男女間で違いがみられた。 回答者の運転免許保有状況(図5-9)をみると、運転免許を持っている回答者が98%、運転免許を持っていない回答者が2%と、ほとんどの回答者が運転免許を保有していた。 2011年1月1日から2012年10月31日までの1年10ヶ月間の交通事故の当事者経験(図5-10)をみると、事故経験がない回答者の方が85%と多いものの、事故経験のある回答者も15%を占めた。

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