面的速度マネジメントの導入効果に関する研究
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93 補注 (1)ここで運転時の性格としているのは、運転者が運転時に取る傾向のある特性のことであり、回答者がその時々に変化するような健康・疲労状況、天候・気分などによる運転時の性格には言及していない。 (2)自動車安全運転センターの研究成果3)では、各性格別に被験者の因子得点を算出し、上位1/3以上を「強」、上位1/3未満下位1/3以上を「中」、下位1/3未満を「弱」のように3分割し、事故・違反経験との関係性をカイ二乗検定を行うことで整理している。本研究ではこの成果を踏まえて、運転者全体で事故・違反経験と統計的に有意な差がある性格のみを分析の対象として選定している。 参考文献 1)自動車安全運転センター:「ドライバーの運転意識とヒヤリハット経験との関連に関する調査研究(1)」,平成6年度調査研究報告書,1995 2)自動車安全運転センター:「ドライバーの運転意識とヒヤリハット経験との関連に関する調査研究(2)」,平成7年度調査研究報告書,1996 3)自動車安全運転センター:「ドライバーの運転意識とヒヤリハット経験との関連に関する調査研究(3)」,平成8年度調査研究報告書,1997 4)三村泰広,安藤良輔,稲垣具志,太田勝敏:運転者の安全意識からみた生活道路入口部の空間構成に関する研究,土木計画学研究・講演集,Vol.44,CD-ROM,2011

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