面的速度マネジメントの導入効果に関する研究
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77 2)結果 分析の結果を図3-3-13~20、結果の概要を以下に整理する。 ・漫然・脇見運転傾向と攻撃的傾向が強いほど走行時に規制速度に合わせた速度で走行しようとしなくなる。一方、依存的傾向が強いと規制速度に合わせた速度で走行しようとする傾向が窺える。 ・最高速度が見当たらない時の心的影響について、攻撃的傾向と漫然脇見運転傾向は似ており、当該性格が強いほど不安を感じなくなる。対照的に違反容認傾向、依存的傾向は強いほど不安を感じやすくなる。 ・最高速度規制が見当たらないときの走行速度の決定方法について、違反容認傾向が強くなるほど安全な速度で運転する傾向が窺える。また、攻撃的傾向、依存的傾向は強くなるほど他の車に合わせた速度での走行をするようになることが窺える。 ・最高速度規制標識への気づきについて、依存的傾向が強いと1回目で気づかない場合が多い。 ・最高速度規制に気づいた場合、攻撃的傾向が弱い被験者は速度を合わせようとする割合が高いことがわかる。 ・ISAの音声介入によって、通常の最高速度規制の標示ではたとえ気づいたとしても反応がなかった攻撃的傾向が強い群の「必ず合わせようとした」について、そのように回答する被験者が増えている。 ・ISAの音声介入は運転時の性格によってあまり変化はない。 ・ISAの評価について、違反容認傾向が強い、もしくは、攻撃的傾向が強いと画面表示の評価が高くなる。一方、漫然脇見運転傾向が強いと音声の評価が高くなる。

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