面的速度マネジメントの導入効果に関する研究
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68 3)普段の走行速度の決定方法 普段の走行速度の決定方法について、特に最高速度規制との関連といった視点から伺った。全般的に「規制速度はある程度確認するが、どちらかといえば車の流れや、自車の速度を気にしながら走行する」といった回答をする被験者が多い。 高齢者と若者を比較するため、フィッシャーの正確確率検定を行ったところ、有意な差があるとはいえなかった。走行速度の決定方法については高齢者と若者で特徴的な差はみられないといえよう。 若者高齢者0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%規制速度を確認し、その速度に自車の速度をできるだけ合わせて走行する規制速度はある程度確認するが、どちらかといえば車の流れや、自車の速度を気にしながら走行する規制速度はあまり確認せず、他の車の流れや、自車の速度を気にしながら走行する規制速度は確認せず、自分の出したい速度で運転する ※フィッシャーの正確確率検定 有意差なし 図3-3-3 普段の走行速度の決定方法 4)最高速度規制が見当たらないときの心的影響 最高速度規制が見当たらないときの心的影響について伺った。全般的に「やや不安を感じたり緊張したりする」「あまり不安を感じないし緊張もしない」といった回答をする被験者が多い。特に若者は不安を感じたり、緊張したりする傾向が強いようである。 しかしながら高齢者と若者を比較するため、フィッシャーの正確確率検定を行ったところ、有意な差があるとはいえなかった。よって、上述の傾向を指摘するためには実験を積み重ねていく必要がある。

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