面的速度マネジメントの導入効果に関する研究
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30 2)結果 ①回答者の個人属性 回答者は、半数以上が実施地域もしくはその近隣に住む住民の方だった。回答者の男女比率はほぼ半々であり、65~74歳といった比較的高齢の方の回答が多い結果となった。 豊田市井上町, 5, 19%豊田市井上町に隣接する町, 12, 46%上記以外の地域, 9, 35% 図2-1-9 お住まいの地域 男性, 15, 58%女性, 11, 42% 10歳代, 0, 0%20歳代, 3, 11%30歳代, 1, 4%40歳代, 3, 12%50歳代, 4, 15%60~64歳, 6, 23%65~74歳, 8, 31%75歳以上, 1, 4% 図2-1-10 性別 図2-1-11 年齢 ②対象路線の認知程度と走行実態 約半数が「1週間に1~2日程度」対象路線を利用しており、1週間に1日以上利用している回答者は全体の85%以上を占めるなど、多くの方が対象路線を良く知る方だった。ただし、回答者の6割以上が対象路線の最高速度規制(30km/h)を知っておらず、回答者の約半数は最高速度規制と同等の「30km/hぐらい」と回答しているものの、残り半数は速度超過である「30km/hより速い」と回答している。対象路線の規制速度はあまり知られておらず、それが速度超過につながっていた可能性が示唆される。

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