面的速度マネジメントの導入効果に関する研究
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22 これをみると、提示直後である59-50m、49-40m、39-30mの区間では事前、実験中ともに差が生じていないが、速度提示位置から29-20mの区間から実験中の車両の速度が大きく低下していることがわかる。提示位置に近い9-0mのところでは約10km/hもの速度差があることがわかる。この差に科学的に意味があるか否かを確認するため、統計的な検定をおこなったところ、29-20m、19-10m、9-0mの3区間では差があることが示された。すなわち、規制速度を越えた車両に車両の速度を示すことで、示したポイントに近いところでは速度を落とす効果があったことが科学的に証明されたといえる。 0.05.010.015.020.025.030.035.040.045.09-0m**19-10m**29-20m**39-30m49-40m59-50m車両の速度(㎞/h)速度提示位置からの距離事前(n=18)実験中(n=16) ※t検定(Welchの方法)**:1%有意、*:5%有意 図2-1-3 車両速度の変化
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