面的速度マネジメントの導入効果に関する研究
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17 現況再現性の確認は、年度補正を行った5路線を対象にピーク時間交通量を用いて行ったところ、対象地域外⇔外のトリップを除いた影響で再現率(ピーク時間交通量に占める現況再現結果の割合)が1桁台であった。再現結果(1回目)を表1-4-2に示す。 表1-4-2 現況再現結果(1回目)と再現率 ピーク時間交通量 (台/ピーク時) 現況再現1回目 (台/シミュレーション1時間) 再現率(%) 国道153号(久保町) 1,768 130 7.3 国道248号 592 18 1.0 国道153号(西町) 2,594 27 1.5 昭和町線 640 52 2.9 竹生線 482 46 2.6 (2)現況再現結果(2回目) 2回目は、1回目と同様にパラメータはデフォルト値を用い、対象地域近辺の幹線道路の通過を加味したOD表(表1-4-3)を基に現況再現を行ったところ、昭和町線以外での再現率が低い結果(表1-4-4)となった。 表1-4-3 現況再現(2回目)に用いたOD表 ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰①270000016143119173332361522②22001301211247612000000③0050250171533393667212357④30034111112000001⑤005084437141223434900⑥85217666000633000196321654254366⑦751935590005625139720174285581225325⑧15104261113000001135214803846301284498719⑨26112286464370000106655413265351090174251⑩2410208542399354783000494298488995159229⑪4519394108000148210665009365649251883301434⑫0162019003134310000018445275⑬003701296851892600000011113245⑭016101915814030942638973600005275⑮0212413932100079215001844000105152⑯0142072815240012391132214230900006262⑰021299311700148217871632308900089562620 表1-4-4 現況再現結果(2回目)と再現率 ピーク時間交通量 (台/ピーク時) 現況再現2回目 (台/シミュレーション1時間) 再現率(%) 国道153号(久保町) 1,768 582 32.9 国道248号 592 204 34.5 国道153号(西町) 2,594 1,096 42.3 昭和町線 640 640 100.0 竹生線 482 225 46.7
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