面的速度マネジメントの導入効果に関する研究

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9 １)OD表作成の使用データと条件 OD表は、平成13年度に実施されたPT調査結果５）を用い、幹線道路に囲まれた地域特性を考慮して豊田市全域と豊田市西部のみよし市を対象に作成する。PT調査のゾーン区分けを表1-3-3に示す。 シミュレーションの対象地域は中心市街地であるため、来訪者を考慮にいれたオフピークの評価も必要であるが、幹線道路への影響が大きくなる朝ピーク時における面的速度マネジメントの影響評価を重視し、今回は朝ピーク時を対象にシミュレーションを実行する。 また対象地域は、PTゾーンにおける「豊田市中央部（中ゾーン：132）」の中の５つの詳細ゾーン（西町・神明町・桜町・元城町・挙母町）の一部に包含される。詳細ゾーンで集計できるPTデータの種類は「通勤地・通学地」のみであるが、朝ピークを対象にシミュレーションを実施するため、対象ODとして問題ないと考える。 表1-3-3 中京都市圏パーソントリップ調査のゾーン区分け 中ゾーン 小ゾーン 地域 129 01～03 旧三好町 130 01～11 豊田市北部 12 藤岡町 131 01～12 豊田市東部 132 01～27 豊田市中央部 133 01～13 豊田市南部 図1-3-2 対象地域内の詳細ゾーン 西町（1320404） 元城町（1320505） 挙母町（1320502） 桜町（1320402） 神明町（1320403） 喜多町：対象外