鉄道(レールバス)廃線前後の行動・意識の変化
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4 (2)名鉄三河線レールバス沿線の公共交通の状況(H14年当時) ▼石野地区および猿投地区の一部(西広瀬、枝下、御船、高)についてバス停・駅からの実距離(道のり)からみた世帯数(住宅地図上で計測)は以下のとおり。 <バス停・駅からの道のりから見た世帯数> 100m (直線80m) 300m (直線250m) 500m (直線420m) レールバス 26 105 293 名鉄バス 27 113 146 福祉バス 419 730 1174 合計 462 907 1451 *対象地区内には2650世帯(8750人)が存在し、状況は以下のとおりである。 ・100m以内に公共交通機関がない世帯:82% ・300m以内に公共交通機関がない世帯:65% ・500m以内に公共交通機関がない世帯:44% <レールバスの駅からの道のりから見た世帯数(レールバスの各駅の状況)> 100m 300m 500m 西中金 8 18 29 三河広瀬 7 39 117 枝下 2 8 61 三河御船 9 40 86 合計 26 105 293 ▼H14年当時のレールバス沿線のまとめ 沿線周辺の人口の伸びは期待できず、今後の利用増加もあまり期待できない。廃線に反対している人たちも実際には利用していない人ばかりであり、利用の中心である通学以外にも通勤の利用促進が必要であった。観光需要も季節的であり短期間なものであり、年間を通じた利用はあまり期待できなかった。猿投で通常の電車へ乗り換える人がほとんどであり梅坪と西中金間が直通運行であったなら利用増加が見込めていたと考えられる。
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