鉄道(レールバス)廃線前後の行動・意識の変化
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27 3.4 自由意見(抜粋) 猿投 石野 足助 運動公園までは鉄道があると良いと思う。(特に学生向け) 鉄道(レールバス)があったころは西中金に活気があったが、今はその面影もない。 いずれは足助までと夢見ていたが鉄道(レールバス)廃線は寂しい。 バスの利用方法(乗り継ぎがあるか、どこまで行くか、値段など)がわかりにくい。 バスは遅れるし、満員で立っていると大変だ。鉄道があったころが良いと感じる。 移動は全てマイカーを利用しており、公共交通は利用していない。(老後は必要かも) 猿投駅前にロータリーが出来るようだが、駅前の活性化を考えてほしい。 おいでんバスは1時間に1本あり、病院へ直通で行けて通院に便利。 さなげ・足助線は厚生病院へも直通で行けるし、名鉄等の電車にも乗り継ぎができる。 線路の有効活用できないのか?(サイクリングロードや、バス専用道路など) 廃線の沿線は市街化調整区域で人口が増えない。計画的な都市計画をしてほしい。 観光シーズンの渋滞がひどく、観光者を対象としたバスなどを工夫してほしい。 維持管理面で存続は難しかったと思うが、廃線は残念。 鉄道駅近くだから家を購入したが、廃線となり残念だ。 バスを便利にしてほしい(ダイヤ、乗継ぎ、待合所、PR他) 足助(香嵐渓)まで行くとしてもマイカーで行く。 朝夕のバスを増発してほしい。老人にはバスが必要。 モノレール(リニモ)など環境により乗り物があると良い。 線路沿いに住んでいたので、静かになった。踏み切りでの渋滞がなくなった。 現在はバスが必要不可欠。豊田市駅直通など鉄道駅への接続を工夫してほしい。 線路跡地は自転車道や歩道にして欲しい(バス専用レーンにとの意見もあった) ◆猿投地区は、住民の日常の利用より、来訪者(学生や、香嵐渓などへの行楽客など)に関心 がある。廃線となった方面(香嵐渓など)行く場合にはマイカーを利用するとの意見もあったように鉄道の廃線への自らの利用についての不満の声は少ない。 ◆石野地区は、住民自らの日常の利用としての意見が多い。鉄道(レールバス)廃線に対する不満の声のほか、現在のバスに対する要望(不満)も多い。ただ、中には病院まで直通で行くことができるようになったことに満足している意見もあった。鉄道駅の近隣住民を対象としたアンケートであったこともあり鉄道への思いも強いものもありながら、現実的にはこれからの公共交通としてのバスに対する期待や不満の声が多くあった。 ◆足助地区は、鉄道の延線を希望していた人もいたようだが、自動車(マイカー)の依存率も高く特に問題を感じていない人もいる。現在は、豊田市中心部や病院へ直通で運行されているバスがあり、そのバスを高く評価する人もいる。バスの評価がある程度高いこともあるが、バスへの要望も多くあるように感じる。バスのダイヤの改善要望や、バスのPRの要望もあり、また、観光シーズンには渋滞対策としてのシャトルバスなどの運行を望む声もある。

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