鉄道(レールバス)廃線前後の行動・意識の変化
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26 (2)現在、鉄道(レールバス)廃線により交通手段の選択に変化があったか? 【全体】 現在、鉄道廃線により交通手段の選択に変化があったか?72, 25%117, 42%74, 26%21, 7%あるないどちらとも言えないわからない ◆ 全体では、変化がないと回答した人があると回答した人の2倍程度あり、鉄道(レールバス)廃線による実際の影響はそれほど多くなかったと考えられる。全般的には自動車の依存度が高く、鉄道の有無に影響を受けなかった人も多くいると考えられる。 ◆ 猿投地区は、変化がないと回答した人の割合が一番高い地区となっているが、鉄道の利用が多くあった方面の路線が廃線とならなかったことが一番の要因として考えられる。鉄道の(レールバス)廃線後の心配は住民自らの利用よりも、地区外の人が観光地やスポーツ施設を利用するための移動を心配していることが自由意見よりうかがえる。 ◆石野地区は、変化があると回答した割合がその他の地区の2倍以上と一番高い地区であるが、アンケート対象者がかつての駅の周辺の人であったこともあり、鉄道(レールバス)の廃線に反対の割合も極めて高い地区であり、実際に鉄道(レールバス)の利用者であった人がその他の手段(バスやマイカーなど)に変更せざるを得なかったことがその理由であると考えられる。 ◆ 足助地区は、変化があると回答した割合が2割程度いた地区(3地区の2番目)であったが、直通のバスの利用者が以前より増えたことが理由の一つと考えられる。 n=93 n=93 n=92 n=99 n=284

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