鉄道(レールバス)廃線前後の行動・意識の変化
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19 ②地区毎の外出手段(平成15年=廃線前と平成23年=廃線後の比較) 020406080100足助H23足助H15石野H23石野H15猿投H23猿投H155徒歩4鉄道3バス2自転車1車 ◆猿投地区は、車の利用が一番多く増えている。ヒアリングからは鉄道(レールバス)の廃線による利便性の低下という問題は余りないと思われるが、鉄道の利用は3割程度減少しており、廃線の影響以外にも鉄道の利用そのものの減少が理由と考えられる。その他としては、自転車や徒歩も増えているが、近距離の移動手段に選択されていると考えられる。 ◆石野地区は、鉄道の利用の減少が極端に大きくなっている。地区内を運行していた鉄道(レールバス)が廃線となった影響が大きく表れた結果となった。しかしながら、その分はバスの利用の増加が補っており、実際の移動への影響は、鉄道への思いとは別にそれほど大きくないと考えらえる。 ◆足助地区は、鉄道(レールバス)が廃線となったにもかかわらず鉄道の利用が増加している。これはバスが鉄道(名鉄や愛知環状鉄道)の駅まで直通で運行するようになったことが理由と思われる。バスの利用も3倍程度増加しており、西中金までしか運行していなかったバスが直通で豊田市中心部へ運行することになったことが大きく寄与していると考えられる。

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