鉄道(レールバス)廃線前後の行動・意識の変化
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17 ②地区毎の外出目的(平成15年=廃線前と平成23年=廃線後の比較) 010203040501通勤2通学3買物4通院5レジャー6仕事7その他猿投H15猿投H23石野H15石野H23足助H15足助H23 ◆猿投地区は、アンケート対象年齢がもっとも低く、人口も増加しており、通勤目的での移動が3地区の中で唯一平成15年より平成23年の方が増えた地区となっている。ただし、学生の回答者が全くいなかったため通学の回答が0人となっている。その他ではレジャーの移動も増えているが、通勤者が多いことから想定される専業主婦などの方がレジャーを目的とした移動が増えたと考えられる。 ◆石野地区は、アンケート対象年齢がもっとも高く、定年による通勤の減少が3地区の中で一番多くなっている。また、高齢者が多いことで通院の増加(割合も高いが絶対数も多い)となったと考えられる。 ◆足助地区は、通院の増加が3地区の中で一番多くなっている。バス(さなげ・足助線)が病院(厚生病院)へ直通で行けるようになったことが大きく寄与していると考えられる。通勤は減少しているが、アンケート回答者の平均年齢が56歳とやや高い(3地区の中で2番目)ことで石野地区同様に足助地区においても定年者が増えたことが影響していると考えられる。買物の移動については、他地区同様に増加している。

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