鉄道(レールバス)廃線前後の行動・意識の変化
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9 (4)アンケートの分析 ▼①~⑩のポイントをアンケート項目と対比させ分析し明らかにしていく。 (アンケート票作成時に必要な基本的な考え方としたもの) 1)ポイントの整理<①~③は調査目的(概要)より。④~⑩は住民意識の想定より。> ① 全地区での鉄道(レールバス)が廃線される前と廃線後の地域の変貌 ② 全地区での交通行動の変化 ③ 一般的にみた鉄道とバスの違い ④ 猿投地区は、利用者としてのデメリットは感じていない住民の割合が高い ⑤ 猿投地区は、運動公園等への地域外者(学生など)の移動の心配や、地域内への地域外の車の通行量の増加を懸念している住民がいる ⑥ 石野地区は、鉄道(レールバス)の廃線を不便(残念)と感じている住民がいる ⑦ 石野地区は、現状のバスの利便性を以前より高く評価する住民がいる(⑥⑦混在) ⑧ 足助地区は、バスが直通となった利便性を高く評価する住民の割合が高い ⑨ 足助地区は、乗り継いで利用していた鉄道(レールバス)の廃線を残念がる住民がいる(⑧⑨混在) ⑩ 車依存度の高さもあり、いずれに地区も影響を大きく感じてはいない住民も多い 2)ポイント(①~⑩)とアンケート項目を対比させた分析 アンケート項目 対応する番号 分析のポイント 個人属性 (年齢・性別・免許有無など) 全て(地域毎) 個人属性による違い有無など 一番多い外出目的とその手段の変化 ④、⑥、⑦、⑧ 地域の特性が変化とどう関係しているかなど 鉄道廃止前後の廃止区間の移動目的と移動頻度の変化 ④、⑥、⑦、⑧ 〃 一般的な鉄道とバスの比較 ⑤、⑥、⑨ 地域による一般的意見の違いの有無など 地区の住環境などの変化 ①、② 鉄道(レールバス)廃線前後の違い 鉄道(レールバス)廃線に対する賛否意見 ③、⑤、⑥、⑨ 地域による意見の違いの有無など 自由記述 全て(地域毎) 各項目を特徴づける意見を見出し、評価内容を補助する

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